​鍼灸治療

はりやお灸の効果は、

WHO（世界保健機構）でも認められている

グローバルな療法なんです。

NIH（米国国立衛生研究所）の合同声明書には、

成人の術後・薬物療法時の吐き気や嘔吐、

妊娠時の悪阻（つよいツワリ）、

歯科の術後痛にはりが有効と記しています。

また、補助的ないしは、代替的治療法として

はりがもつ効果は、さまざまあります。

基礎研究においても、

鎮痛作用⇒痛みをしずめる、

免疫調節作用⇒免疫力をアップ、

抗ストレス作用⇒ストレスに勝つ、

駆瘀血作用⇒血流を調整して、血液ドロドロを改善する、

しびれに対する作用、

体温調節作用、

などがあげられています。

なぜ、鍼灸にそういう作用があるのでしょうか？

西洋医学的にいえば、

ほんのちょっと皮膚に入れた極細の鍼なのに、

知覚神経の刺激として、末梢や中枢神経にとどいて、

鎮痛や、

内分泌系や自律神経系を調整する全身的な影響をあたえ、

血流の調整や免疫機能の変化などが生じ、

症状や病態が改善すると考えられているんです。

東洋医学的な説明ですと、

ツボ（経穴）が、カラダの表面と体内を結んでいて、

臓腑（内臓）とつながっているので、

内臓の異常がツボの反応として現れてくれるのです。

そのツボにはりを置くことて、内臓へ刺激がとどき治療点として働くというものです。

​ツボって、不思議ですね。

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そして、はりの刺激でいえば、

たまご堂が使っているはり施術は、

髪の毛くらいの細いはりや、美容はりに使うお顔に刺しても気にならないくらい細いはりを2〜3ミリ程度刺すもので、

ほとんど痛くないはりですので、緊張なく受けていただけます。

置きはりといって、なんにも感じない程度のごくごく短いはりをテープで貼り付けて、刺激の持続を期待することもあります。

はじめての方には、ご覧になっていいただいて説明をしてからはりを置くようにしております。

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また、てい鍼（ていしん）といって、刺さないはりがあるのをご存じですか？

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つま楊枝くらい〜くぎくらいの太さ・大きさの金属（はがね、ぎん、銅など）の棒で、皮膚をすりすり摩擦したり、ちょんちょんと接触させて使います。これがまたとても気持ちがよくて、皮膚刺激としては本当に刺激が少ないもので、作用は思いがけないくらいの即効性があるものなんです。肩や腰を仕上げにすりすりするだけなのに、スッキリするのに驚かれる方も多いものです。

小さい人に使うはりは、

小児はりといって、この刺さないはりを使います。

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初めての方は、緊張されるかもしれませんので、

おっしゃってくださいね。

​気持ちよく受けていただけるよう、はりの様子や説明をご納得いただけるようご説明いたします。遠慮なく、お声掛けくださいね。

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